| 平成17年1月 | ||||||||||||||||||||
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企業の社会的責任とPREP
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長崎県 佐藤 信吾 1.高齢化社会の進展と生涯現役の必要性
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| しかし、企業にとっては継続雇用はさらなる人件費の増加につながり、そのままでは事業の活性化の阻害要因にもなりかねず、企業の論理からすれば社会的責任として無理やりに納得せざるを得ないというのが正直なところでしょう 。 企業は、この「継続雇用の義務化」に対応するために、 @高年齢者の経験を活かす職場の確保 A高齢になっても安心して働けるための定年後の就業形態や賃金等に関する制度の整備 B高齢になっても働くことを可能にする能力開発 C高年齢者の能力を充分に発揮させるような職場環境の改善 など、取り組まなければならないことはたくさんあります。 しかし、現在の厳しい環境を考えると「継続雇用者」の単なる受入れのための制度面・環境面の整備だけで十分とはいえません。 「継続雇用者」に対しては、賃金の見直しや役割の見直しなどの環境変化を求めることになりますが、意識改革のないままそれを実行しますとモチベーションの大幅な低下をまねくおそれがあります。 人生の転機ともいえるこの環境変化に対応するには、早くから現実を見つめ、定年後にむけての再出発をきる心構えを持ってもらうことが重要となります。 企業としては、その意識改革の支援とともに、職業生活から個人生活への軸足の移動をスムーズに行えるための支援も重要となります。 むしろ、そこまでできて初めて少子高齢化に対する企業の社会的責任を真に果たしたということになるのではないでしょうか。 4.PREPの活用 PREP(退職準備生涯生活設計教育プログラム)とは、人間の一生のなかにある職業(労働)生活や個人生活、家庭生活などの現実を考えさせ、ライフ・ステージごとに自己の有意義な生活の仕方を自覚、認識させるとともに、自助努力、独立の精神を涵養し、人生における生きがいや自己充実を考えた退職準備、退職後の老後生活をも計画させ、社会生活環境への適応と自立をはかるための教育研修です。 この研修の従来のものと異なるところは、高齢化社会による新しい社会条件を満たすために必要な社会に開かれた人間、脱仕事人間をも育てることが大切ではないかという点であります。(望月衛氏著書「経営教育としてのPREP教育プログラム」113頁から114頁) 上記に記した「少子高齢化に対する社会的責任」を企業が効果的に果たすツールとして、PREPの積極的な活用を切に望むものであります。 |
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